移住前に「せんべい屋」で修行!? 手に職をつけて移住した山門さんの移住物語

移住をしたいけど、仕事はどうしよう…」

移住の悩みのひとつして「仕事」はよく挙げられます。

今回、取材させていただいたのは移住前に計画的に仕事の準備をされていた山門由佳さん。

しかも、山門さんがやられている仕事は、せんべい屋さんで、自ら開業されているお店なんです!

山門さんのお店「手焼きせんべい べるりん」は山門さんの焼く、やさしく、味わいのあるおせんべいは、近隣のみならず町外の方からも人気。

今回はそんな山門さんに、移住のきっかけや移住の経緯、仕事をつくるまでの話について突撃インタビューしてきました!

移住後の仕事について悩んでいる方は必見です!

昔ながらの手焼きせんべいを焼く、2児のママ

素敵な笑顔で出迎えてくれた山門さん

山門 由佳(やまかど ゆか)さん

兵庫県神戸市出身。2020年4月に家族4人で土佐町へ移住。2児のママ。移住前に神戸の老舗の手焼きせんべいのお店で修行をし、土佐町に引っ越しして3ヶ月後に「手焼きせんべい べるりん」をオープン(2020年7月)。毎週月水土には、工房でおせんべいの購入が可能。

「手焼きせんべい べるりん」インスタグラム

移住のきっかけは、占い師さんの一言

現在は土佐町で手焼きせんべいのお店を開業


—移住前はどんな仕事をされていたのか?

高校卒業後すぐに実家の喫茶店を継ぐために、2年間カフェや喫茶店で働いていました。

その後、20歳から16年間、実家の喫茶店を手伝っていました。

—喫茶店、素敵ですね。その喫茶店をやめて、移住して、おせんべい屋さんになることに対して、親御さんの反応はどうでしたか?

せんべいの話をしたときは、お父さんは大ショックを受けていたようです。

—移住することになったのは何かきっかけがあったのでしょうか?

友達についてきてほしいと言われ、ついていった占いで、その占い師さんに直感で「森に住んで、カフェをしている」と言われました

友達にも「そんなんやってそう」と言われ、

「え!そんな暮らしめちゃくちゃしてみたいよ!」

と自分が本心に気がつき、どういう暮らしをしたいかを考えるようになりました。

移住先を考え始めたのは、それからですね。

れいほくへの移住を決めるまで

移住前に何軒か物件を巡り、ここに決めた工房兼自宅

—れいほくに行き着いた経緯を教えてください!

実家から近いということや、親戚の物件があることから、最初は淡路島を視野にいれていました。

しかし、なかなか物件がみつからなかったことや話があまり前に進まなかったことから、四国も視野にいれるようになりました。

—四国はもともとご縁があったのでしょうか?

四国はあまり来たことがありませんでした。

帰省のしやすさも考え、最初は徳島県を候補にしていましたが、夫が林業をしたいということもあり、林業地を調べ、れいほく地域にたどり着きました。

「おむすびーず」さんが企画されていた林業インターンに夫が参加し、すごく楽しかったこともあって、移住の後押しになりました。

さらに、れいほく地域であれば、比較的アクセスもよく、なによりNPO法人「れいほく田舎暮らしネットワーク」の方がすごく親身になって移住相談にのってくださり、半年くらいで移住の話が決まりました

移住後は自然素材でクリスマスオーナメントの自作も!/山門さんのインスタグラムアカウントより引用

移住、そして「せんべい屋」として開業するまで

「手焼きせんべい べるりん」の店にある手作りの看板

—移住後は「手焼きせんべい べるりん」という屋号で開業されたとのことですが、移住前から計画的に進められていたのでしょうか?

移住するにあたって、自分の手に職をつけたいと思い、半年ぐらい「家でできる仕事」や「自分らしくやれる仕事」は何かを考えに考えました。

そして思いついたのが、おせんべい屋さんだったんです。

ネットで調べたら隣町に昔ながらの手焼きのおせんべい屋さんがあり・・・・。

「修行させてください!」と弟子入りをお願いしました。

—行動力がすごいですね…!どのくらい修行されたのでしょうか?

一年ほど修行をさせてもらい、こちらへ引っ越しをしました。

師匠にもせんべいを焼くスペースづくりを手伝っていただき、2020年の7月に「手焼きせんべい べるりん」としてオープンしました。

—移住して、すぐに開業されて、地元の方の反応はどのようなものでしたか?

おせんべい屋さんとして、お店があったおかげで、地元の方をはじめ、いろいろな方とお話ができました。

顔も覚えてもらいやすかったと感じています。

れいほく地域に移住してよかった

土佐町の棚田/山門さんのインスタグラムアカウントより引用

—れいほくに移住して、実際に暮らしてみてどのように感じられていますか?

身の回りに田んぼや畑、清らかな水があることで、今後来たる災害が起きても、なんとか生き延びれそうな気がします。

何かあっても、お米や野菜、水があるなど災害時においても強い面が安心感があり、都会に住んでいたころとは比べ物になりません。

そして、ご近所さんをはじめ、みなさんがとても親切で、かつ心地よい距離感をキープできる、気持ちのよい暮らしを過ごしています。

—日本は地震大国だし、災害に強いというのは大きなメリットですよね。最後に、移住を考える方になにか一言お願いします!

きれいな空気を24時間吸って、うつくしい山や川、季節の移り変わりを、目で、肌で感じ取って暮らすことの喜びがここにはあります。

食材もどれもおいしい。

そして時々街や海へ行くのもリフレッシュになる。

ここに暮らして、車で1時間が体感的にすぐ近くに感じるようになりました。

—確かに高速道路のインターも近いし、交通の便もいいのはメリットですよね。今回は貴重なお話しをありがとうございました!

また行きたくなるお店「手焼きせんべい べるりん」

今回取材させていただいた山門さんは、とても明るく、少しお話しただけでこちらもパワーがもらえるくらい、元気な方でした。

そんな山門さんに取材をさせていただいて、印象的だったのは、移住前からきっちりと計画を立てて、それを実行しておられる様子。

移住先の仕事は誰しもが不安を抱く点でもあり、そこをクリアにして移住されたというのは、これから移住をしたいと思われる方の中にはすごく参考になったのではないでしょうか。

地域に根付いたおせんべいを焼き続ける「手焼きせんべい べるりん」の今後の活動も応援していきたいと思います。

このメディアの運営者

田舎ディベロッパー君

高知県嶺北地方をPRする『れいほくTV』の編集長 普段は、藤川工務店で田舎を開拓する仕事に幅広く従事! 好きな食べ物は、『きゅうり・キウイ』などミドリの食べ物。 冷静沈着に淡々と事を進めるのが得意。

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